LINEを送信しても既読にならない。電話をかけても出ない。「会議中かな？運転中かな？」と理由を探してみるものの、何度も同じ時間帯に”音信不通”になると、どうしても不自然に感じてしまいますよね。
20年以上の探偵キャリアで数えきれないほどの浮気調査を担当してきた私が、最も多く相談を受けるのがこの「空白時間」の不安です。「夫が毎週水曜の夜だけ連絡がつかなくなる」「残業と言いながら、既読スルーが続く」…。こんな経験はありませんか？
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結論：連絡が取れない時間＝浮気とは限らないが、”パターン化”している場合は要注意
まず最初に申し上げておきたいのは、「連絡が取れない時間があること」自体は、決して異常なことではないということ。仕事に集中している時間、移動中、睡眠中など、連絡が取れない時間帯があるのは当然です。夫婦であっても、常に連絡が取れる状態を維持することは現実的ではありません。
しかし、次のような要素が重なってくると、単なる「連絡が取れない時間」ではなく、”浮気のカモフラージュ”として利用されている可能性も出てきます。
- 毎回決まった曜日・時間に必ず連絡が取れなくなる
- その時間の行動について、帰宅後の説明が曖昧すぎる、または毎回同じパターンの言い訳
- その時間帯のことを聞くと、急に不機嫌になったり話題を変えたりする
夫が”連絡取れなくなる”時間帯によくあるパターンと分析
私の長年の調査経験から、連絡が取れなくなる時間帯には、いくつかの典型的なパターンがあります。時間帯別に、よくある言い訳と浮気の可能性、チェックポイントをまとめました。
| 時間帯 | よくある言い訳 | 浮気の可能性 | チェックポイント |
|---|---|---|---|
| 平日18〜21時 | 残業・会食 | ★★★☆☆ | 会社の繁忙期と一致しているか？同僚の残業状況は？ |
| 平日深夜（0〜2時） | 寝てた・酔ってた | ★★☆☆☆ | LINEのログイン履歴や、翌朝の様子に矛盾はないか |
| 土曜午後〜夜 | 接待・ゴルフ・用事 | ★★★★☆ | 頻度・帰宅後の服装や匂い、証拠品（レシートなど）の有無 |
| 日曜午前 | 一人で出かけた | ★★★☆☆ | 持ち物・出先の説明に具体性があるか、検証可能か |
ここで最も重要なのは、「たまたま」ではなく、”毎週／毎回同じ”というパターンが見られるかどうかです。例えば、「毎週木曜の19時〜21時だけ連絡が取れない」という場合、そこに何かしら”計画的な行動”がある可能性は高まります。
空白時間の”浮気サイン”チェックポイント
次の項目に当てはまる点が多いほど、単なる偶然ではなく、意図的な”空白時間”である可能性が高まります。
- ✅ 同じ曜日・時間帯に毎回連絡が取れない
- ✅ その時間帯の行動の説明が毎回曖昧・または過度に詳細すぎる
- ✅ スマホがいつもサイレント or 通知OFF設定になっている
- ✅ 「今どこにいるの？」という質問に反応が遅い or 急に怒る
- ✅ Googleマップのタイムラインなどを「絶対見せない」と拒否する
特に注目すべきは、説明の「一貫性」です。例えば、「残業していた」と言いながら、翌日「昨日は早く帰った」などと矛盾する発言をする場合は要注意。また、質問すると必要以上に詳細な説明を始める場合も、あらかじめストーリーを用意している可能性があります。
空白時間を調べる・記録する方法（合法的に）
不安を感じたら、まずは冷静に「記録」をとることから始めましょう。証拠集めは、感情的にではなく、事実を客観的に把握するために行います。
1. 簡単な行動記録をつける
ノートやスマホのメモアプリに、次のような情報を記録しておきましょう：
- 日付
- 連絡が取れなかった時間帯
- LINE/電話などの履歴
- 帰宅時間
- その時の言い訳や説明内容
2. パターンを見つける
少なくとも1ヶ月程度の記録を取ると、そこから何らかのパターンが見えてくることがあります。例えば：
- 毎週火曜日の19時〜22時は必ず連絡が取れない
- 月末になると「付き合い」が増える
- 特定の人物の名前が頻繁に出てくる
3. カレンダー・予定と照合する
会社の予定表や、家族のカレンダーと照らし合わせてみましょう。例えば「毎週木曜は会議」と言っているのに、会社のカレンダーには定例会議がない、などの不一致がないかチェックします。
4. 証拠品を注意深く観察する
レシート、クレジットカードの明細、洗濯物の匂いなど、日常の中で自然に目に入るものから情報を得ることもできます。ただし、無断でバッグやポケットを探るなどの行為は避けましょう。
重要： スマホやSNSを無断で確認することは、プライバシー侵害になり得ます。違法リスクを冒してまで調査する前に、専門家への相談を検討することをお勧めします。探偵への相談を視野に入れるなら、まずは上記のような「記録」を残すことが最優先です。
まとめ：冷静な判断と行動を
連絡がつかない時間があること自体は、即浮気を意味するものではありません。しかし、”パターン化された空白時間”と、それに関する不自然な説明や態度の変化が見られる場合は、注意が必要です。
浮気の可能性を見極めるには、感情的にならず、「記録」と「冷静な比較」という手法が最も有効です。記録を取ることで、単なる思い込みではなく、客観的な事実に基づいた判断ができるようになります。
何より大切なのは、不安なまま放置せず、正しい情報の集め方と対処法を知ることで、あなた自身の心を守っていくことです。
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