「探偵」という仕事は、小説やドラマ、アニメでは馴染みがあるのですが、
- 現実の探偵についてはよく知らない…
- よく分からないけど何か怪しい…
という人が多いです。
ひょっとしたら将来的に探偵に仕事を依頼したほうが良い状況になる可能性もありますから、探偵という仕事がどんな仕事なのか知っておいて損はないでしょう。
探偵に依頼できる仕事内容は？
浮気調査
パートナーが浮気しているかどうかを調査してもらいます。
浮気する人は基本的にパートナーや知人に知られるのを避けるために慎重に行動するので、素人では簡単に証拠をつかむことはできません。
浮気している場合はその証拠を写真や映像に残し、場合によっては裁判に使える資料として報告書を作成してもらいます。
素行調査
調査対象者の行動について調査してもらいます。
「行動調査」と呼ばれることもあり、内容自体は浮気調査と同じく調査対象者を尾行・張り込みして行動内容を調査します。
浮気以外の理由で調査対象者の行動が気になる場合に依頼するケースが多いです。
人探し調査
音信不通になった人物の捜索を行います。
連絡がとれなくなる原因は人によって異なりますが、国外に出ている可能性も含めると簡単に見つけ出すことはできないでしょう。
家族や親族が行方不明になった場合や、しばらく会っていなかった知り合いなどを、独自のネットワークを駆使して捜索します。
盗聴盗撮発見調査
自宅やオフィスなどに仕掛けられた盗聴器や盗撮カメラを探し出します。
盗聴器や監視カメラが仕掛けられているとプライバシーを守ることができなくなりますが、昨今の機器は小型化しているため簡単には見つけられないところに隠されていることが多いです。
探偵社の技術力が問われる仕事でもあり、技術力が乏しい場合だと盗聴器や盗撮カメラを発見できない場合もあります。
結婚調査
婚約者（または婚約前の恋人）の身辺調査を行います。
世の中には、婚約者や恋人に隠し事をしている人も多く、中には結婚や恋人関係に大きく影響するような事柄もあるのです。
婚約者の女性関係や仕事などのプライベートを調査することによって、結婚詐欺や結婚後のリスクを回避できます。
企業信用調査
「個人」ではなく「企業」について調査します。
企業によっては、公表するデータの中に虚偽の内容が含まれていたり、公表されていない情報の中に取引関係に大きく影響する事柄が含まれていることもあるのです。
主に取引先についての依頼が多く、取引先の企業実態や信頼性、従業員の行動などについて調査を行います。
いじめ実態調査
学校や職場でのいじめの実態について調査します。
昨今のいじめ問題は陰湿化しているうえに多彩化しており、放置すれば最悪の事態を招くことも珍しくありません。
本人や周囲の人間の意見ではわからないような、いじめや各種ハラスメントの有無を調査します。
ストーカー実態調査
ストーカー被害の実態について調査します。
ストーカー問題もいじめ問題同様に放置すれば危険なトラブルに発展するケースも多いです。
誰かの嫌がらせや付きまといなどのストーカー被害について、ストーカー行為を止めさせるための対策についてのアドバイスを受けることができます。
その他トラブル対策
上記の内容以外にも、人間関係ではさまざまなトラブルを抱えることがあります。
事件性がない民事上のトラブルは警察が取り扱ってくれない問題が多く、しかしながら一般人には対処することが難しい問題も多いです。
日常生活において発生する知り合いや近隣住民とのトラブルについて調査を行い、適切な対処法などについてのアドバイスを受けられます。
【ちょっとグレー】別れさせ工作
これに関しては違法性を含むケースもあるのでおすすめできないケースも多いのですが、特定のカップルを工作を駆使して別れさせることを「別れさせ工作」といいます。
例えば「パートナーを浮気相手と別れさせたい」「問題のある恋人と円満に別れたい」といった悩みがある場合に依頼するケースが多いです。
【警察と探偵の違い】警察は刑事、探偵は民事
「警察＝刑事事件の調査」と「探偵＝民事トラブルの調査」という違いがあるというと理解しやすいでしょうか。
例えば「家族が行方不明になった！」という場合に、警察が捜査してくれるのは事件性が認められた場合のみです。
事件性が認められない場合（家出などが疑われる場合など）には警察が動いてくれることはなく、捜索のためには探偵に依頼するのが一般的となります。
他にも「ストーカー被害に遭っている！」という場合、ストーカー規制法などの法整備が進んでいる現在でもその証拠が揃っていないと警察も簡単には動けず、やはり探偵に調査を依頼することになります。
つまり、「警察では対応してもらえない案件」について解決への糸口をつかんでくれるのが探偵だと考えるとわかりやすいでしょう。
探偵社への依頼で一番多いのが浮気調査
例えば「パートナーが浮気している可能性があるから真偽を知りたい」「慰謝料請求のために裁判で使える証拠をつかんでほしい」といった理由で浮気調査を依頼することが多くみられます。
浮気に関することは基本的に警察が動いてくれる案件ではありませんので、探偵に調査を依頼するのが一般的です。
探偵に浮気の証拠をつかんでもらうことで、パートナーに浮気を止めさせる場合だけでなく、不倫相手への慰謝料請求やパートナーとの離婚などについて有利に進めることができる可能性があります。
浮気の証拠を押さえるためには調査対象者に気づかれずに尾行するなど素人には難しい行動が必要になるため、プロである探偵に調査を依頼するケースが多いのです。
この記事のまとめ
探偵とは、さまざまな民事トラブルの解決のための調査をしてもらうことができる職業であり、多くの場合は浮気調査やそれに近い案件となります。
探偵は調査のプロであり、調査力に自信のある探偵社に調査を依頼すれば復縁や離婚、慰謝料請求などについて有利に進めることができるでしょう。
浮気調査を依頼する際の探偵社選びは非常に重要で、悪い探偵社を利用してしまうと高額な料金が請求されて証拠も掴めない…などの最悪のケースも考えられます！
そこで現在探偵事務所で日々浮気調査をおこなっている私が中堅～大手まで36の探偵社を徹底的に比較しておすすめの探偵社を選びましたので参考にしてみてください！
